機関紙 -広告宣伝のポスター・たれ幕・ディスプレイ・カレンダー

機関紙

読みやすく、親しまれる機関紙を制作します。

機関紙や社内報などは、雑誌風の体裁になります。継続してつくられるものですので、最初フォーマットを作成し、次号から内容を差し替えていくことで、統一したイメージで発行していくことができます。

●機関紙に盛り込む要素

（１）タイトル
機関紙のタイトルを入れます。社名や商品名のロゴのようにデザイン化したものが多くなっています。
（２）大見出し
内容のタイトルやキャッチコピーとなるものです。興味を持たせ、本文を読ませるための重要な役割を担います。
（３）リード
大見出しを補足する3～5行程度の文章です。
（４）小見出し
本文の内容を簡潔にまとめた短い文章を入れることによって、読者の関心を引き、視覚的にも区切りをつけて読みやすくします。
（５）本文
読みやすい文字の大きさ、行間に設定します。
（６）写真・イラスト
内容に沿った写真やイラストを入れます。写真は、四角や丸などにトリミングして入れるほか、絵柄の形に切り抜いて入れるなど変化をつけると、紙面に躍動感が出ます。
（７）キャプション
写真などの説明文です。文字の大きさは、本文より小さめになります。
（８）コラム
本文とは差別化して読ませたい関連の情報を枠などで区切って読ませます。コラムにもタイトルや小見出しがあると読みやすく、読者の注意を引くこともできます。
（９）ノンブル
ページ番号を入れます。
（10）発行日
発行月日を入れます。
（11）発行者
発行者となる団体名・住所・電話・ＵＲＬなどを入れます。

●機関紙の仕様
機関紙は継続して発行されるものなので、ある程度統一したイメージにしなければなりません。タイトルデザインをはじめ、段組み数、使用する文字の書体、大きさ、色などのページデザインを決めて、そのフォーマットに沿って作成します。最初フォーマットをつくってしまえば、次回からの作業が軽減されるメリットもあります。

●機関紙制作の基本
・よく使われる判型／Ａ４、Ｂ５、Ａ４変形など
・よく使われる印刷方法／オフセット印刷
・よく使われる色／カラー（ＹＭＣＫ4色）
・よく使われる印刷用紙／コート紙、アート紙、上質紙

機関紙づくりのコツ

読者に合わせたフォーマット・デザイン
読者となる人の年令や性別、趣味、嗜好に合わせたフォーマットやデザインが重要です。50代以上がメインの機関紙であれば、本文の文字を大きめにする。高級感を出したい場合は、余白スペースを大きくとるなどの工夫が必要です。

文体にも統一感を
機関紙の性格によって、「です・ます体」「である体」いずれにするのか、また、そのなかでも読者に対して、お客様として呼びかけるのか、対等の仲間として呼びかけるのかでも文体が変わってきます。記事は複数のライターが書く場合も多いので、使用する表現にもルールづくりが必要です。

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