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 福島駅に「花見山アート」を設置

らら・カフェ 2015春号(第30号)/ 2015年4月

福島駅に「花見山アート」を設置

2015年4月からスタートする「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に合わせ、福島駅に巨大な花見山公園の写真が現れました。高さが4・5m、横幅は何と21m以上もあります。


 撮影したのは、「福島に桃源郷あり」と花見山公園の名を全国に広めた写真家 故秋山庄太郎氏。春の福島を代表する風景を、駅を利用する多くの人にぜひ見ていただきたいという福島駅の狩野安則駅長の思いで実現しました。
 展示する写真は、東京・南青山の「秋山庄太郎写真芸術館」で管理している膨大な作品の中から、秋山氏らしい春の花見山公園の作品を選びました。ソフトフォーカスと呼ばれるレンズを使ったやわらかい仕上りが秋山氏の特徴でもあり、その技法を生かした作品は、あたかも目の前に春爛漫の幻想的な風景が広がっているようです。

 秋山氏は2003年に亡くなるまでの約20年間、毎年春になると花見山公園を訪れ、公園の二代目園主であった故阿部一郎さんとは、花を愛する気持ちだけでなく、多くの人に花の素晴らしさを伝えたいという思いなどに共感し、親交を深めていったそうです。

 一郎さん亡きあと、息子の阿部一夫さんにその思いが引き継がれています。丹念に手入れがされた花見山公園は、今年も桃源郷の名にふさわしく、色とりどりの花が咲き競います。

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